モレキュラーシーブ、活性アルミナの廃棄はお客様で行って頂く事になりますが、廃棄物は量の多少にかかわらず、「廃棄物の処理および清掃に関する法律(通称:廃掃法)」 で定める「一般産業廃棄物」の「汚泥(無機性汚泥)」に該当します。

よって廃棄にあたっては、廃掃法および各自治体が定める条例に従って処理されるようお願いいたします。

またモレキュラーシーブ自体の特性として以下が挙げられます。

a) 吸着能力が残っている場合には、水などを吸着すると発熱する。

b) 水以外の物質を吸着している場合、水が吸着され、かわりに吸着されていた物質が放出されることがある。吸着物質が毒性ガスの場合には毒性ガスが放出される可能性がある。

c) 10%スラリーでpH4-11程度になります。pHはモレキュラーシーブのタイプにもよりますので、SDSをご参照ください。

具体的な処理方法は処理者(処理業者)によって異なります。処理者(処理業者)に上記a) b) c)の特性を説明し、かつ処理方法を良くご確認された上、処理を依託してください。
なお、弊社発行の最新のSDSをご覧ください。