活性アルミナは低湿度領域では水分吸着容量が小さいが、高湿度領域ではモレキュラーシーブよりも吸水能力が大きくなる特徴をもっています。
そこで、モレキュラーシーブほど高い乾燥度を必要としない用途には活性アルミナが使われます。
また、水分吸着塔の入口側に活性アルミナ、出口側にモレキュラーシーブを配置し、高濃度の水分をある程度活性アルミナで除去した後にモレキュラーシーブで残った水分をさらに吸着除去するといった効率的な使われ方をする場合もあります。
モレキュラーシーブと活性アルミナの良い所をあわせたAZシリーズと呼ばれる、モレキュラーシーブと活性アルミナを複合化したハイブリッド吸着剤も用意しております。